世界一周準備|世界一周旅すると決めたら必要な予防接種について情報を集めよう!

こんにちは!

2020年に世界一周旅を始めようとしていた方は、新型コロナウィルスの影響で出発できていないという方も多いのではないでしょうか。

新しい感染症や病気により旅の中断を迫られることは、誰も予測していなかったと思います。

私もコロナウィルスなんてすぐに収まって、すぐに海外に行けるようになるだろうって思っていました。

新型コロナウィルスが発見されて間もなく1年が経とうとしています。
未だに解決の糸口は見えず・・・

オリンピックも本当に開催可能なのか疑わしい状況ですね。

でも、そんな中でも世界一周準備をしている方も多いのではないかということで渡航前の予防接種の経験談を書いておこうと思います。

世界一周前に打っておきたい予防接種

世界一周前にどんな病気に対する予防接種を受けておくべきなのか。

予防接種が必要かどうかは、どの国を訪れるかによっても変わってきます。

海外渡航者向けの予防接種

厚生労働省検FORTHのHPに掲載されている海外渡航者向けの予防接種はこちらです。

FORTH|海外渡航のためのワクチン

予防接種 対象
黄熱 感染リスクのある地域に渡航する人
入国に際して証明書の提示を求める国へ渡航する人
A型肝炎 途上国に長期(1か月以上)滞在する人、特に60歳以下
B型肝炎 血液や体液に接触する可能性のある人
破傷風 冒険旅行などでけがをする可能性の高い人
狂犬病 イヌやキツネ、コウモリなどの多い地域へ行く人で、特に近くに医療機関がない地域へ行く人
動物研究者など、動物と直接接触する人
ポリオ 流行地域に渡航する人
日本脳炎 流行地域に長期滞在する人(主に東南アジアでブタを飼っている農村部)
麻しん

風しん

海外へ渡航しない人も含めて、すべての人
髄膜炎菌 流行地域に渡航する人、定期接種実施国へ留学する人

どうしてこんなにも予防接種が必要なのか。

どこの国を渡航するかによっても違いますが、こんなにも打たなければならないのかと思われるかもしれません。

あなたが世界一周でどこを訪れる予定なのか、その地域でどのような感染症が多く報告されているのか、よく調べて置きましょう。

黄熱病に関しては、予防接種を受けていなければ入国できない国もあります。

ほとんどの方が立ち寄るであろう、アフリカや南米への旅を計画されている場合は黄熱病の予防接種が必要です。

そして、長期間日本へ戻らずに旅を続けるのなら日本ではめったに感染しない感染症にかかってしまう可能性を下げるためにも予防接種は受けておくべきだと言えます。

私が受けた予防接種と費用

私も出発前に予防接種を受けました。

実際に予防接種を受けるために問い合わせをし始めたのが遅かったこともあり大変でした。

日本では、予防接種ができる病院って限られているんですよね。

そのため、予防接種の準備は早めにしておかないと渡航日が決まってから間に合わないってことにもなりかねません。

私が実際に受けた予防接種

私が渡航前に受けた予防接種はこちらです。
2回以上受けなければならないものもあります。

2回目の接種は1か月以上間隔を空けなければならないので、1回目は4月で2回目は7月に接種しました。

  • A型肝炎(2回)
  • B型肝炎(2回)
  • 4種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳・ポリオ)
  • MR(麻しん・風しん)
  • 狂犬病(2回)
  • 日本脳炎(2回)
  • 腸チフス
  • 黄熱病

髄膜炎菌は受けませんでした。
サウジアラビアのメッカ巡礼やアメリカ、イギリスへの留学を考えている方には勧められている予防接種のようです。

地球一周の船旅【ピースボート】

予防接種の費用

予防接種は、自費診療です。
そのため、病院によっても料金は様々です。

  • 1回目の接種:85,320円
    内容:A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎、MR、狂犬病、4種混合、腸チフス
  • 2回目の接種:46,440円
    内容:A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、日本脳炎
  • 黄熱病:21,510円(明細は以下記載)
    診察料:3,830円
    黄熱ワクチン代:16,800円
    証明書:880円

私が予防接種を受けるためにかかった費用の合計は・・・153,270円です。

かなりの額ですよね。

旅費に使いたいこの大金が行く前にかかってしまうなんて・・・思ってもみなかった。

他の病院とも比べてみた

私が予防接種を受けた病院に決めるまでに4件問い合わせました。

問い合わせたのは、全て大阪の病院です。

大体の相場はこんな感じでした。

  • A型肝炎:10,000~6,460円
  • B型肝炎:9,000~5,200円
  • 破傷風:3,500~2160円
  • 狂犬病:18,500~13,500円
  • ポリオ:9,180~10,000円
  • 日本脳炎:8,000~5,465円
  • 麻疹風疹:10,400~8,500円
  • 髄膜炎菌:23,220~22,500円(HP記載のみ問い合わせしてません)

病院によって全く料金設定が違いました。

総合的に値段が安いところに決めたのですが、ここまで違うとは思っていませんでした。

黄熱病の予防接種について

黄熱病に関しては、接種可能な病院が限定されています。
基本的には、検疫所に連絡して予約するシステムになっています。

私が問い合わせをした際ですが、1回目は断られました。

優先順位があるので、限られたワクチンの接種は仕事や国際機関の方が優先されます。

1か月以上前に予約しようとすると断られたので、1か月以内の日程になってから再度問い合わせをして渡航予定国が黄熱危険地帯とされている地域であることを伝えて、やっと接種が認められました。

 海外で予防接種が受けられる!?

西回りのルートで考えている方は、海外での接種も可能です。

私は言語が通じない環境で予防接種を受けるのはリスクが高いと考えやめておきましたが、タイで予防接種を受ける方も多いです。

バンコクにある「スネークファーム」で予防接種を受けることができます。
時々、ワクチンの在庫がないこともあるようですが日本で受けるよりも安価で受けられるということもあり、バンコク滞在中に済まされる方も多いようです。

旅の日程に余裕がある方は、こちらも検討してみてもいいかもしれません。

まとめ

海外旅行や海外留学などで海外に長期滞在する際に最も気になるのが体調不良です。

海外にも病院はたくさんありますし、海外旅行保険に入っていれば自費で負担する必要もないので安心なんですが、医療レベルや薬は気になります。

少しでも安心して旅行するために予防接種は必ず打っておきましょう。

予防接種を受ける際に相談すれば、高山病の薬や抗マラリア薬を購入することもできます。海外でどちらも入手可能なので日本で準備して行く必要もないのですが、買わなくても薬の用法を教えてもらえるので聞いていて損はありません。

日本を離れて生活するのは、楽しいですがストレスを感じることもあります。

楽しい旅、楽しい海外生活を送るためにも準備はしっかりしておきましょう!

なかなか旅行に行けないけど、読書で旅の準備をしておくのもオススメ!

私も5年後に旅したいと思い、新たな準備を始めました。

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