こんにちは!
2019年から2020年まで世界一周をしていた私ですが、初めての世界一周、初めての長期海外旅行ってことで気合を入れて準備しました。
あなたは、遠足や修学旅行前に色々かい揃えてしまう人ですか?
旅行前にはワクワクして、ついつい無駄遣いしてしまう人ですか?
今回、私は初めての待ちに待った世界一周で心配性である性格もあって色々かい揃えてしまいました。
私が実際に世界一周に行くために購入したものが本当に買うべきものだったのか検証してみようと思います。
これから世界一周する方や海外旅行へ行く方、海外移住する方の参考になればと思います。
世界一周前に購入したものが本当に役に立ったのか検証【ハード類】
世界一周するとなると長期過ぎて何が必要なのか全く想像がつかないという方も多いのではないでしょうか。
私もかなり悩みました。
色々な方のブログを参考にしたり、行く地域の特性や物価、気候を調べたり・・・
色々考えて購入したり、準備したりしたんですが実際行ってみると必要ないと感じたものもあれば、もっと持ってくればよかったなーと感じるものもありました。
海外で手に入るものがどんなものなのか。
日本で買っていくべきものは何なのか書いていきます。
【ハード類】私が日本で購入しておいたもの
まずは、ハード系のもので検証してみます。
事前にそろえたのは、次のものです。
- カメラ2台…約100,000円
- モバイルPC…約86,000円
- コンパクトなUSBメモリ…約1,400円×2
- コンパクトなSSD…約6,300円
- 海外対応延長コード…約1500円
- 大容量バッテリー…約4,000
- アナログ腕時計…約1,000円
- トラベルマルチクッカー…約4,000円
- 湯沸かし用コイル…約600円
これだけのものを購入しました。
合計:206,200円
旅お金をかけたいはずなのに、準備だけでかなりの出費です。
検証1:カメラ2台『PowerShot G7 X Mark Ⅱ』と『THETA』
購入したカメラは、コンパクトデジカメラ1台と360°カメラ1台です。
購入したカメラ①『PowerShot G7 X Mark Ⅱ』
購入したコンパクトデジタルカメラは、いわゆる高級コンデジです。
Cannonの『PowerShot G7 X Mark Ⅱ』というカメラです。
一眼レフを買うか悩んだのですが、少しでも軽く盗難リスクが低いカメラにしたいということでコンパクトデジタルカメラを選びました。
一眼レフの方がかっこいい気もします。
でも、初めての一眼レフを持って世界一周に行くのはリスキーな気がしました。
カメラに慣れていないとうまく写真が撮れないカメラを持って行っても使いこなせる気がしなかったからです。
写真も大切ですが、あらゆる国で過ごす時間も大切だということで簡単にきれいな写真が撮れる高級コンデジを選びました。
購入したカメラ②『THETA』
面白い写真が撮れそうだということで購入したのが、RICOHの『THETA』です。
ヨドバシカメラ梅田店のRICOHの店員さんに色々なカメラの説明をしてもらった(Cannonも) 際に気になっていたTHETAについても聞いてみたんですが、面白そうなので買ってみました。
360°カメラって今ではGo Proなどでも当たり前になっていますが、2019年はまだ少なかったんですよね。
THETAは、自撮り棒があった方が絶対にいいのですが、購入した際に安い自撮り棒がもらえました。
検証結果①『PowerShot G7 X Mark Ⅱ』
今回の旅に持って行ったCannonの『PowerShot G7 X Mark Ⅱ』は、総合的にみると正解だったと思います。
カメラ技術や知識のない私でもきれいな写真が簡単に撮れるというところ。
それにWifiで簡単にスマホにデータ移行できるところ。
操作が簡単なところ。
写真がきれいなところ。
カメラ初心者の私にとっては、満足のいくものでした。
でも、残念だったところもありました。
海外旅行でどこへ行くのかにもよりますが、砂漠地帯や強風吹き荒れるところ、海岸沿いなどに行く場合は、カメラレンズが汚れることを覚悟しなければなりません。
フェリーに乗って北欧を旅したり、ギリシャの島巡りをしたりした際なのか。
エジプトのピラミッド周辺を歩いたり、ヨルダンでペトラ遺跡を巡った際なのかわかりませんが、レンズの曇りを取り除くのが大変になったり、中に埃が入ってしまいました。
一眼レフなら簡単にお掃除できる位置でもコンパクトデジタルカメラって簡単にはできないんですよね。
帰国後にCannonへ問い合わせたのですが、見積だけでお金がかかる始末です。
埃は、今のところ支障がない程度なので、見積にも出さずに使っていますが金額が安くはなかっただけにかなり気になります。
分解できないって事前に調べておくべきでした。
Cannonの『PowerShot G7 X Mark Ⅱ』を持って行ったことは後悔していません。
このカメラでよかったと思っています。
ただ、あなたがカメラ選びをする際は使い方やレンズの手入れなど、よく調べてから購入することをお勧めします。
検証結果②『THETA』
面白い写真が撮れそうだと思い購入したRICOHの『THETA』は、カメラのアングルや撮影方法に慣れるまで時間がかかりました。
もっと事前に練習しておくべきでした。
旅の後半になればなるほど、面白い写真が追求できるようになっていったのですが、自撮り棒が禁止されているところも多く苦労しました。
それに自撮り棒が純正じゃなかったのもあってか、風にあおられて写真がぶれることもよくありました。
良い写真を撮りたいと思い、ギリシャで自撮り棒を買い替えました。
それでも、やはり純正じゃないとうまく撮れない・・・。
『THETA』を買う際は、純正の自撮り棒もセットで購入することをお勧めします。
旅先で自撮り棒を買い換えましたが、結局使いにくくて一時帰国した際に純正の自撮り棒を購入しました。
少し値段は高めですが、純正の方が格段に安定します。
風が強い場所では、純正の棒の下に取り付ける三脚は使えないので、ゴリラポッドを持って行った方がいいです。
足の部分は写ってしまいますが、うまく加工すれば足元は気になりません。
風にあおられて倒れるより断然いいです!
検証2:モバイルPC『ideapad Miix720』
私が旅行のために購入したのは、Lenovoの『ideapad Miix720』です。
すでに廃盤になっていると思うのですが、タッチペン付きで軽かったので、このパソコンを選びました。
ブログを書くためと調べ物はPCの方がしやすいということもあってモバイルPCを持って行きました。
旅行のためだけではなく、海外に仕事で行く際にも使えると思ったので購入を決めました。
今までは、海外出張の際も13インチのPCを持って行っていたので重たかったんですよね。
検証結果『ideapad Miix720』
正直な感想です。
旅行を楽しみたいなら、PCはいらない。
宿泊先に鍵付きのロッカーやPCが入る金庫がないと落ち着いて街歩きできません。
それに飛行機に乗るたびにPCのチェックがあるので、かなり面倒です。
意外と場所をとりますし、雨に濡れても困ります。
ブログを書きながら旅するのが楽しいかもとか思っていましたが、時間には限りがあるので、ブログを書いている時間が正直もったいないと感じました。
旅程を組む際にPCがある方がチケットの予約をする際やルートを考える際にいいとも感じましたが、なくても問題ないしない方が楽しめる気がしました。
画面が大きいものが良ければ、安いタブレット持って行く方がいいかもしれません。
検証3:コンパクトなUSBメモリーとSSD
これに関してもですが、PC持って行かないなら不要です。
最近は、カメラから直接データ移行ができるSSDのようなものがあるらしいですが、あまり調べていないのでわかりません。
スマホには、カメラの写真を写すことができるのでWIFIが使える環境にあるなら写真をクラウド上で管理すれば、PCがなくても何とかなる気がします。
ただ、ホテルや施設のWIFIはすこぶる遅いのでクラウド管理は難しい気もする。
SDカードは、だいたいの国で手に入るのでSDカードでデータを持っておくという方法も考えられますが・・・何だか不安ですよね。
写真の保管方法をどうするかによってPCやSSDなどのデータ保存機器の必要性が変わってくる気がします。
検証結果『バッファロー SSD』と『サンディスク極小USB』
写真をどう管理するかによって必要性が変わる。
写真の保管をクラウドやSDカードのみで行う場合は、なくても何とかなるのかも・・・
PCがなければ不要なものなので、PCを持って行くかどうかも関係しますね。
カメラから直接データが移行できるなら次回は持って行かないと思います。
検証4:海外対応延長コード
海外旅行で困るのが電圧の違いとコンセントの差込口が違うというところですよね。
電圧の違いに関しては、気にしないことにしています。
あなたは海外旅行の際どうしていますか?
ヘアドライヤーなんて長期旅行には持って行きませんし、他に変圧器を使う物って・・・特にないですよね?
え、何かありますか?
ちなみに私はヘアアイロンを必ず持って行くのですが、ヘアアイロンは海外対応のものにしています。
最近では、海外対応のヘアアイロンでも温度が下がることなく使えるので、かなり重宝しています。
私が愛用しているヘアアイロンは、サロニアのものなんですが温度高めが好みという方にはオススメです!
話がそれましたが、PCやスマートフォンに関しては変圧器を気にする必要もない(アダプターについていたりする)ので、変圧器は持って行きません。
プラグ変換アダプター?的なものを持って行くのもいいのですが、延長コードがオススメです!
日本では、別途の枕元にコンセントがあるのが当たり前であるような気がしますが、海外では「なんでやねん!!」ってツッコみたくなるほど遠くにコンセントがあることがあります。
それに1か所じゃ足りなくないですか?
いくつかまとめて充電ができる方が便利なので延長コードがオススメです!
私は、メルカリで購入したんですが購入したのは、ヤザワの『電源タップコード』です。
3個口のもので150か国以上対応しています。
私が訪れた国では、どこも問題なく使用できました。
そんなに嵩張るものでもないので、預け荷物有で移動する方にはオススメです。
延長コードは、機内持ち込みができない可能性が高いので機内持ち込みの荷物だけで飛行機に乗る場合は気を付けましょう。
検証結果『ヤザワ 電源タップコード』
コチラに関しては、持っていて良かったと思いました!
変換タップと延長コードを別で持って行く人も多いようですが、セットになっていると使う時も片づけるときも手軽なのでオススメです。
重さも気になるような重さではなかったので、長期旅行でも邪魔だと思うことはありませんでした。
私が使用する際は、3個口で足りない場合に備えてUSB電源が2つあるアダプターを持って行っていました。
日本のタップに合う延長コードは、あまり海外で買えるところがないので日本から持って行った方がいいと思います。
検証5:大容量バッテリー『Anker Power Core Essential 20000』
Ankerの大容量バッテリーを購入して持って行きました。
Amazonで注文したのですが、届いて思ったのが重い・・・。
大容量なだけあって重いです。
そして、フル充電するのにかなり時間がかかります。
でも、移動時間が長くてなかなか充電ができない時には助かりました。
ペルーでの12時間以上のバス移動や寝台列車での移動の際には、本当にこのバッテリーを持って来て良かったと思いました。
デジカメの充電もできるので、うっかりカメラの充電を忘れてしまった時も安心でした。
検証結果『Anker Power Core Essential 20000』
Ankerの充電バッテリーは、重さが約346gとポケットに入れるとパンツが下がっていくくらいの重さです。
重量感はありますが、その分働いてくれます。
古いスマホを持って行っていたので、充電がすぐになくなり何度も使用していたのですが、バッテリー容量が足りないって事にはなりませんでした。
長い時間をかけての移動が多い方にはオススメです!
検証6:アナログ腕時計『チープカシオ』
本当の商品名は『チープカシオ』ではありませんが、カシオの安価モデルの通称として知られています。
最近では、海外向けのモデルが逆輸入されているのですが1,000円程度でお洒落でシンプルな時計が買えます。
腕時計なんて使わないという方も多いと思いますが、スマホで時間を確認するよりも便利に感じていたので、私は腕時計を持って行きました。
高い時計を持っていると物取りに狙われることもあるかもしれないと思い、安い時計を購入して持って行きました。
検証結果『チープカシオ』
通販ではもちろんですが、スーパーや時計屋さんでも取り扱っているところが多いので、どこでも購入できると思います。
デザインも数種類あるので、好みの時計が見つかると思います。
私がこの時計を持って行って良かったと思ったのは、搭乗前検査で失くしたことからです。
高い時計を紛失してしまうとかなり後悔しますが、この時計はまだあきらめがつきました。
アナログなので時差が変わってもすぐに修正できます。
腕時計を持って行く派の方にはオススメですよ。
検証7:トラベルマルチクッカー
私が旅に持って行ったのは、ヤザワの『トラベルマルチクッカー』です。
なぜ、このクッカーが必要だったのか。
私は、あまりドミトリーに泊まりません。ドミトリーに宿泊する方はキッチンがあるところを選べば支障ないと思うのですが、私はドミトリーが苦手なのでクッカーを持って行きました。
クッカーに関しては、別のブログでも紹介しています。
ヤザワのトラベルマルチクッカーがあれば、簡単な調理ができるので食費が抑えられますし、スーパーなどで売られている食材を試しに食べてみることができるので結構楽しめます。
検証結果『トラベルマルチクッカー』
ヤザワのトラベルマルチクッカーに関しては、私みたいにドミトリーに宿泊するのが苦手な方にはオススメです。
調理器具が必要ない方には、あまり必要性の感じられないものですが短期旅行でも意外と使えます。
ヨーロッパでは、美味しいソーセージを買うことができても日本へは持って帰れない。お店で食べるのもいいんですが、スーパーで買って茹でれば安く簡単に食べられます。
ヨーロッパ旅では、ソーセージにかなりお世話になりました。
キッチンがない場所に長期滞在する場合は、お米が炊けるというのも利点です。
ヤザワのトラベルマルチクッカーは、ヤザワコーポレーションの回し者かってくらい愛用しています。
検証8:湯沸かし用コイル
湯沸かし用のコイルって世界一周しようって決めるまで知らなかったんですが、簡単にコーヒー一杯分のお湯が沸かせるので便利です。
使い方を間違えると危険ですが、感電することはありませんでした。
コイルがしっかり沈む程度の深いカップが必要です。
温かい飲み物が飲めれば十分という方は、トラベルマルチクッカーではなくコイルで十分だと思います。
手頃な値段で購入でき、嵩張らないという点では、持っていてもいい道具だと思います。
検証結果『湯沸かしコイル』
トラベルマルチクッカーを出してまでは、ちょっと面倒だなって時に使っていました。
簡単にお湯を沸かすことができるので、朝コーヒーを飲みたいときには便利です。
インスタントコーヒーは、どこの国でも買えますしキャンプ用のコーヒーフィルターを持って行けば、どこでもおいしいコーヒーが飲めます。
色々な国で紅茶やお茶を試してみるのも楽しいです。
どこかの国で買ったザクロのお茶は酸っぱくて飲み切るのが大変でしたが、日本にはない色々なお茶が試せるので良かったです。
最後に
今回は、私が世界一周前に買ったものをハード類だけ紹介しました。
小さいものを含めれば、もっとあるのですが細かいものはまた別の機会にお伝えします。
海外旅行へ行く際は、できるだけ荷物を少なくしておきたいものです。
どこでも買えるものは、最初に必要な分だけ持って行く方が荷物が軽くなり、移動も楽です。
それにお土産を買う余裕もできるかも・・・
実際に持って行って使ってみた感想を書いているので、少しでも参考になれば嬉しいです。
中途半端なバックパッカーのお話を聞いてみたい方は、TwitterからDMください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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