【2023年】トルクメニスタン③|パンデミック後、初の日本人!?地獄の門ツアーに参加してきた!

2023.06.02

こんにちは!

今回もトルクメニスタン観光の続きを書いていきます。

最近書いている記事からですが、実際に旅行した日の日付を入れるようにしました。

コロナが収束してから観光地の情報も日々更新されています。

あくまでも当時の状況として読んでいただけましたら幸いです!

約4時間の砂漠ドライブも終わり

でこぼこ道をビュンビュン走ってきた砂漠ドライブは、ポツンと現れたレストランのような建物の脇道に入ると終わりが見えてきました。

知っている人しかわからないような道を進んでいきました。

だんだん近づいてくると使われているのかわからないユルタがありました。

どこかのブログで見たことがあるようなユルタです。

どれも外観は同じような感じだろうからわからないけど・・・

誰か住んでるのかな?

しばらくすると羊の群れの中を通り過ぎ、突如と現れた黒い穴。

その穴の底の方に目をやると燃え上がる炎が見えました。

この羊の群れすごかったな。

羊飼いがどこかにいるんだろうけど、近くには見当たらなかった。

日没前の地獄の門(ガスクレーター)

ガイドのアナが降りてみるかと尋ねてきた。

もちろん、降りて間近で見たい!!

アナとドライバーは、車から降りた私を車の中から眺めていた。

想像していたよりも小さい気もしたが、炎の勢いはすごかった。

強風が炎を煽り、ゴォーゴォーと大きな音立てて熱風とガスの臭いで私を煽ってくる。

貧相な柵があるものの、中に入ることはできた。

(ガイドからは、あまり近づかないでと言われる。)

やっとここに来ることができたという喜びで一人でニマニマしていた。

ずーっとここにいたいと思っていたけど、荷物を置きにいかないと行けないので、数枚の写真と動画を撮って車に戻った。

地獄の門での滞在は意外と快適

トルクメニスタンのツアーを予約するまでに色々な方のブログや口コミを読みました。

砂漠で野宿かぁ・・・大丈夫かなぁと不安に感じていたのですが、到着してみて驚きました。

ガスクレーターから徒歩3分もしないところにツアー会社が運営するエコヴィレッジがありました。

まだできて間もないようでしたが、洋式の水洗トイレが2か所と住居のような建物、野外の食事スペース、ユルタ(ゲル)が並んでいました。

ユルタに泊まれるのかも!!と思い、ワクワクしました。

エコヴィレッジを管理している男性が色々と案内してくれました。

私がイメージしていた環境とは全く違ったことを話すと、日本人にはまだそんなに不便だと思われているなら、快適な場所になっていることをみんなに知らせてくれと話していました。

ユルタで寝るか、家屋のような建物の中で寝るか選んでいいと言われました。

もちろん、ユルタ!!

ガイドのアナは、男性客を連れてきた時にユルタで一緒に眠ることはできないからと家屋の方で眠ったらしいが、ものすごく暑かったと話していた。

今回は、私だけだから同じユルタに泊まるとのことだった。

ユルタの中に入ってみた

ユルタの中は薄暗かった。

ライトを持ってきておいて良かった。

(入口付近についていたライトが壊れていた)

ユルタに入るとベッドが2つと荷物入れのような箱が置いてあった。

iPadを持ってきていたので、大事なものだけ大きな箱の中に片づけて、持っていた南京錠をかけておいた。

ベッドメイクは自分でする。

きれいなのかどうかはわからないが、シーツと大きな枕が置いてあった。

私は、不安だったのでcocoonのトラベルシーツで眠ることにした。

地獄の門にあるエコヴィレッジでの夕食

エコヴィレッジでの夕食は、ドライバーや施設の男性たちが準備します。

メインは、プロフとシャシリクです。

テントの横でバーベキューをするもんだと思っていた私にとっては、想像以上の豪華な夕食です。

男性陣が焚火をして、そこでプロフを作り始めました。

おぉ!

タシケントでプロフセンターに行かなかったので、実際に見るのは初めてです。

シャシリクもその場で焼き始めました。

シャシリクのお肉は、鶏肉とラム肉でした。

最初に出てきたのは、たっぷりのスープとサラダでした。

サラダは、ガイドが大丈夫か味見してくれていました。笑

これはちょっと臭うからやめた方がいいと言われたものもありました。

中央アジアなので、もちろん焼きたてのナンも出てきました。

サラダは、こんな感じです。

まあ、めっちゃ美味しい!って思うものはなかったけど、問題なく食べられるお味。

そして、プロフがやってきました。

出来立てだったからか、他で食べたプロフよりも美味しかった。

そして、楽しみにしていたシャシリクは最高でした!

やっぱりラム肉最高!!

デザートは、メロンとスイカでした。

メロンが甘くておいしい。

食事をしているとハリネズミやウサギが周りをチョロチョロしています。

アナは、日本語の「ハリネズミ」という響きが気に入ったらしい。

たくさん食べて、お腹がいっぱいになったところで夜の地獄の門へ向かいました。

真っ暗な砂漠で燃え上がる地獄の門へ

食後にガイドのアナと一緒に地獄の門(ガスクレーター)へ向かいました。

地獄の門までの道は真っ暗です。

足元をライトで照らしながら、歩いて行きました。

砂漠の夜は真っ暗で遠くからでも地獄の門の炎がわかります。

この遠目からの眺めも最高でした。

近くまでやってくると充満するガスの臭いと炎の音、強風を感じます。

オーストラリアから来ているグループも地獄の門を見に来ていましたが、早々に切り上げて行きました。

私は強風の中、自撮り棒で写真撮影。

スリーコインズの三脚にもなる自撮り棒なんですが、強風に煽られて何度も倒れる。

壊れていた柵に自撮り棒を差し込んでみたら、意外と安定!

ガイドのアナが家族と電話している間にずーっと自撮りを楽しんでいました。

3コインズの自撮り棒は一人旅の味方です!!笑

しばらくするとアナも手が空いたので、写真を撮ってもらうことにしました。

写真を撮られることに慣れないので、毎回ポージングに困る。

表情も何となくぎこちなくなります。

あとで思ったことですが、カメラに慣れない人に撮ってもらう時はスマホを渡す方がいい。

焦点を合わすのが簡単なデジカメでも慣れない人にとっては、難しいんです。

地獄の門でどうしても撮りたい写真があった私。

どんな写真かというと・・・穴の淵に腰かけて写真を撮りたい。

もっと近くに行って立っている写真が撮りたい。

でも、どちらの写真もガイドのアナに止められました。

地面がいつ崩れるかもわからないし、落ちて亡くなった人もいるから危ない。

あなたがここで死ぬのを見たくない。とのことでした。

ガイドを困らせるわけにもいかないので、あきらめることに・・・

これから地獄の門へ行く方も気を付けてくださいね。

ユルタに戻って就寝

地獄の門(ガスクレーター)を楽しんで、私たちはユルタに戻りました。

ユルタに戻って、歯を磨きにトイレへ向かいました。

トイレの場所に洗面があるんですが、雨水を貯めて使っているようだったので口をゆすぐならミネラルウォーターを持って行く方が無難です。

私も持ってきていた水で口をゆすぎました。

ユルタで着替えを済ませて、寝床と準備して、トラベルシーツに入って就寝。

それにしても暑い。

この日の気温は、37度くらいでした。

夜になれば涼しくなるのかなーと思っていましたが、そうでもなかった。

意外と隙間風も入ってこない。

寝つきは悪かったものの、意外と夜中に目が覚めることもなく眠れました。

アナは、ユルタの周りを走るラクダが騒がしかったと話していた。

朝ごはんを済ませて出発

今回のトルクメニスタン地獄の門へ行くツアーは、移動距離が半端ない。

そのため、朝も早い。

朝ごはんは、ビュッフェ的な感じでした。

7時には朝食を終えて、7時10分に出発しました。

ここから6時間くらいかけてウズベキスタンとの国境を目指します。

最終章は次回に

さて、ここからはウズベキスタンへ戻っていきます。

最後にものすごくドキドキした出来事があったので、そのお話は次回に書きたいと思います。

いやぁ、本当に無事に戻ってこられて良かった!

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