こんにちは!
今回は、ずーっと行きたかったトルクメニスタンに行ってきたお話です。
ガスクレーターが閉鎖されるかもしれない。
そんなニュースをTwitterで見かけた日から、早く見に行っておかなければと思っていたトルクメニスタンのガスクレーター。
新型コロナウイルスの影響で国境を封鎖していたため、ツアーが中断されていたのですが、2023年5月にツアーが再開されました。
その情報を知った私は、すぐにツアー会社へ問い合わせてみました!
仕事の都合もあって参加できたのは、6月初めの日程でした。
ツアー参加後に「あなたは、パンデミック後にカラクム砂漠に来た最初の日本人よ。あなたをきっかけに日本人観光客が増えることを楽しみにしている。」とメールをもらいました。
実際に自分が初の日本人だったのかは定かではない。
絶対に私よりも前にいたと思う。
今回参加した地獄の門ツアー
少し前にブログでも紹介したので、そちらの記事を貼っておきます。
申し込みをした会社が「Advantour」です。
Advantourは、ウズベキスタン内の移動(ヒヴァ↔シャワット・ダシャグズ)を担当しています。
トルクメニスタン現地の案内は、Owadan Tourismという会社が担当してくれました。
1日目:ヒヴァからトルクメニスタン国境へ
ヒヴァからトルクメニスタン国境(シャワット・ダシャグズ)までの移動はタクシーです。
ヒヴァで滞在していたホテルまでドライバーが迎えに来てくれます。
私が泊まっていたホテルは、「Orient Star Khiva」というホテルです。
ヒヴァでは有名なホテルなので、こちらのホテルを利用する方も多いと思います。
ちなみに私がこちらのホテルを予約した理由は、Advantourが提携しているホテルで、安心して荷物を預かってもらえることとツアーから戻った当日に移動するならシャワーを貸してもらえるからです。
それに1855年に建てられたメドラサをホテルとして使っているので、歴史的建造物の中に滞在できる。
そんなホテルを出発して、トルクメニスタンへ向かいます。
トルクメニスタンへ向かうタクシー
タクシードライバーは、英語が話せるので現地語がわからなくても安心です!
私は英語も苦手なので、大した会話はできないんですけどね。
ヒヴァからトルクメニスタン国境(シャワット・ダシャグズ)までは、タクシーで約1時間です。
ヒヴァからトルクメニスタン国境まで風景を眺めながら、過ごしました。
未知の国へ向かう国境が見えてくると何だかドキドキしてきます。
ウズベキスタン出国
まずは、ウズベキスタンを出国します。
ウズベキスタン側で問題ないか気になっていたレギストラーツィア(滞在登録)です。
ウズベキスタンでは、レギストラーツィアを必ずもらわなければならないと言われています。
最新の情報では、滞在登録がきちんとされていれば、レギストラーツィアの用紙がなくても問題ないようなんですが、念のためにもらっておいた方がいいそうです。
私も入国する際にはきちんと覚えていたんですが、最初のホテルで受け取るのを忘れていました。
気づいた際にホテルへ連絡して、レギストラーツィアの写真をもらっていました。
それで問題ないのか不安に思いながら、国境に向かいました。
国境で出国しようとしている人は私だけでしたので、混雑もなくスムーズに進みました。
出国審査では、特に質問もなくレギストラーツィアの確認もありませんでした。
バスで国境を越えたことはありますが、徒歩で国境越えをするのは初めてです。
そわそわしながら、トルクメニスタン側へ向かいます。
トルクメニスタン入国審査場へ
トルクメニスタンへ入国するために国境へ来るとパスポートと招聘状の確認がありました。
国境付近では、国境警備の人が確認するだけでした。
そこから、入国審査が行われる場所まではバスに乗って向かいます。
実は、この国境ゲートから入国審査場まで移動するだけのバスなんですが、無料じゃないんです。
特に案内もなかったので、バスが発車するまでは、無料だと思っていました。
しばらく待っているとバスが発車準備を始めました。
その時、おばちゃんたちがお金を運転手に渡し始めました。
ここで初めてバスに料金がかかることを知りました。
でも、いくらなのかわからない・・・。
とりあえず、適当に5000スム手渡しました。
どうして5000スムにしたのかというと他のおばちゃんたちのお札が緑色だったからです。
でも、後から知ったのですが、おばちゃんたちが渡していたのはトルクメニスタンのお金でした。
おばちゃんたちが支払っていたのは、1マナトでした。
5000スム(約70円)と1マナト(約42円)、そんなに変わらないか・・・。笑
おじちゃんは笑いながらも受け取ってくれました。
トルクメニスタンへ入国
無事、入国審査場に到着しました。
ここでPCR検査を受けなければなりません。
トルクメニスタンへの入国時には、いまだにPCR検査が行われています。
でも、受けた人ならわかると思いますが、たぶん検査は適当です。
入国カードと税関申告の記入
トルクメニスタンの入国カードを全く調べていなかった私。
しかも、ロシア語表記しかないんですけど・・・
英語の入国カードを探しましたが見当たりません。。
仕方ないと何とかわかる範囲で記入していきます。
そして、困っていると先ほどのバスで一緒だったおばちゃんたちが助けにきてくれました。
トルクメニスタンの人めっちゃ親切やん♪
でも、おばちゃんたちは英語話せないから身振り手振りでめっちゃ難しい。笑
しばらくすると見かねた職員がやってきました。
英語がないことに気づき、英語の入国カードを取ってきてくれました。
それでも記入するの難しすぎる・・・。
トルクメニスタンへの入国を控えている私と同じく英語が苦手な方のために入国カードをシェアしておきますね。
結局、適当に書いてPCR検査を受けに行き、鼻に棒を突っ込まれてPCR検査料金とエクスプレス料金(検査を早くするための費用)を支払いに窓口へ向かいました。
すると、先にパスポートを入国審査の窓口に出すように言われて、パスポートと入国カードを提出しました。
やはり、入国カードに不備があったようで、私のガイドを呼んでくれました。
ちなみに他の外国人旅行客の方々のガイドは既にスタンバっていて、入国のフォローをしていました。
しばらく待っているとガイドがやってきました。
ただ、私がほとんど英語を話すことができないことに困惑。笑
ガイドさんの英語はすごく聞き取りやすいんだけど、知らない単語はさすがにわからん。
ガイドに手伝ってもらいながら、入国カードを無事提出。
トルクメニスタン入国時に必要な費用
トルクメニスタン入国時に支払うビザ費用やPCR検査料金に関しては、ツアー会社から事前に案内がありました。
入国時の費用は、米ドル支払いです。
ツアー会社から案内されていた費用
ビザ取得費用:約50ドル
PCR検査代(エクスプレス料金):約50ドル
入国時に実際支払った費用
ビザ取得費用:25ドル+20ドル(何かしらの手数料と紙代?)
PCR検査代:35ドル
全部で支払った金額は、80ドルだった。
内訳はだいたいこんな感じというだけなので、参考程度に・・・
事前に案内されていた料金よりも安かったので、びっくりしました。
どうして料金が安かったのかは、ガイドもわからないとのことでした。
日本人だからかなーと話していました。
確かに他の旅行客は、事前に聞いていた金額と同じだけの料金を支払っていました。
まあ、理由はわからないけど、安く済んでよかった!!
安くなった分は、チップとしてガイドさんとドライバーさんに最後に渡しました。
トルクメニスタン入国時の手荷物検査
トルクメニスタン入国時の手荷物検査がえげつなかったらどうしようと心配していましたが、カバンの中身の確認すらありませんでした。
ツーリストだよーと検査員に伝えてからバッグを通すから検査が緩いのかどうかはわかりません。
旅行者じゃない人への検査は少し厳しいように見えました。
無事トルクメニスタンへ入国!
何とかトルクメニスタンへ入国できました!
入国してすぐの場所には、当然ながら何もない。
入国してからガイドから、何かニックネームはないかと尋ねられました。
理由を聞いてみると私の名前「SAKI」というのは、人の名前として発言するにはよくない言葉なんだとか。
よくありますよね。
例えば、カルピスも「Cow Piss(牛の尿)」と聞こえるという理由で海外では名前が変えられていることがありますね。
私の名前もトルクメン語で「尿」のような音に当たるそうです。
国際的な名前の方がうらやましい。
ということで、人前では苗字で呼ぶねと言われました。
トルクメニスタンに入国したら、まずはホテルへ向かいました。
ホテルの向かいにあった政府の建物。
えらい方々が集まる場所らしい。
まあ、ホテルは着替えをするためだけに立ち寄ったんですけどね。
モスクに行くからとガイドさんがワンピースに着替えていました。
入国審査場には、お手洗いがありませんでした。
ヒヴァから行かれる方は、必ずお手洗いを済ませておきましょう。
入国に時間がかかったら、大変です。
続きは、また次のブログに書いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
同じくトルクメニスタンに行こうと思っている方の参考になれば幸いです。
もし、何かご質問等ありましたら、InstagramもしくはTwitterのDMにてお問い合わせください。
本当に行って良かったと思える場所です。
あ、最後になりましたが私が持ち込んだ荷物をご紹介。
シャワーはないので、汗拭きシートやデリケートゾーン用のシートなど、デオドラント対策万全です!
また次回も振り返り記事を書いていきます。
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